学力低下 decline in academic achievement 2003 9 13
現在、子供の学力低下が、大きな問題となっており、
最近では、多くの人の努力によって、学力低下に対する取り組みが進んできました。
しかし、安心するのは、まだ早いのです。
最近では、政治家の学力低下が目立つのです。
政治家は、専門知識は必要ありませんが、
政治家の必要最低限の知識として、
政治、経済、財政、外交、教育、福祉という知識を身につけておく必要があります。
ところが、最近では、政治家の常識である、これらの知識を身につけないで、
当選し、議員となっている人が多いのです。
もちろん、当選した後で、猛勉強すればよいのですが、
しかし、勉強している様子がありません。
また、ベテラン議員も、昔、身につけた知識がさび付いている可能性があります。
最近は、特に、政治家の学力低下が目立ちますので、
ベテラン議員から新人議員まで、学力テストを受けるべきです。
そして、学力低下している科目があったら、補習を受けるべきです。
たとえば、財政という科目が及第点だったら、
財政の専門家を講師に呼んで、補習勉強をすべきです。
日本は、現在、内政も、外政も、大変、困難な時代にあります。
もう、政治家が名誉職である時代は、終わりました。
大臣も、名誉職である時代は、終わりました。
高度成長時代は、大臣は、名誉職でよかったのですが、
現在は、どの省庁も、大きな問題を抱えています。
こういう時代は、実務能力のある大臣が必要なのです。
敵味方に関係なく、派閥にとらわれず、能力のある人を採用すべきです。
能力があるかどうかは、大臣の採用試験で判定すべきです。
人間の勘では、当てになりません。
今までは、その能力がないのに、多くの大臣を任命してきました。
これでは、首相の負担が増えて、首相が多くの仕事を抱え込むことになり、
結局、官僚任せになってしまいます。
今までの大臣の人事は、情実人事でした。
これからの時代は、客観的な能力で採用すべきです。
大臣が名誉職である時代は終わりました。